こんばんは。
先日の記事でも書いた「呪術怪談」がよっぽど自分の中で気に入ってしまったらしく、再び呪いに関するネタを記事に選んでしまいました。

呪われているのかもしれません…
今日は「呪術怪談」を教科書にして、呪いの解き方やもし呪われてしまった時の対処法について研究していきたいと思います。

「なんだか呪われている気がする」そんなあなたは必見です。
人間どこで恨みを買うか分かったもんじゃありませんからね。
また、タイトルにありますように今回ご紹介する呪いの解き方はお金がかからない方法で、簡単に実践できるものとなっております。
よくわからないけれど何故かやたら高い石を買わされたりする前に、一度試してみても損はないでしょう。
そもそも呪いとは

そもそも呪いとは一体なんなのでしょう。
頭に浮かぶものは色々あると思います。
やっぱり1番有名なのは丑の刻参りだと思いますが、他にも蠱毒なんて虫を使った呪いもありますし、かの有名なコトリバコだって呪術の類だとされています。
また、人によっては名前そのもの自体がある種の呪いだと考える人もいますよね。

ただ、それらはあくまで呪いの手段の1つに過ぎません。
そもそも呪いとは一体何だ?と考えた時に、先述の「呪術怪談」では面白い解釈が紹介されていました。
それによると、呪いとは簡単に言えば負のパワーの塊なんだそうです。
呪いをかけた人間は自身の持つ負のパワーを武器に変えて、相手を攻撃しているのです。
そして、攻撃された相手は全てが悪い方向に行ってしまう。
これが呪いの正体なんだと言います。
この話は「呪いに打ち勝つ術」を書いた「営業のK」さんがお世話になっている女性霊能者の方が話してくれた内容なんだそうです。(「呪術怪談」は複数の作家が書いた作品で構成されるオムニバス形式をとっています)
正直、作者の「営業のK」さんのことをまず知りませんし、霊能者という肩書きに対してもあまり信用がありません。

なかなか疑い深いですね。ただ、話はどれもかなり面白かったですよ
ですが少なくとも今回のことに関して言えば、言われてみればなるほど確かに、という感じがしてきませんでしょうか?
得体が知れずただただ恐ろしかったものの正体が、ほんの少しだけ明らかになりました。
- 呪いの正体は負のパワーの塊
呪いを解くにはどうすれば良い?

さて、それでは本題に入りましょう。
もし不運にも呪いをかけられてしまった場合、私たちは一体どうすれば良いのでしょう?
呪いを解く方法は果たしてあるのでしょうか。
やっぱり「先生」にお願いするしか道は残されていないのでしょうか。
霊能者は呪いを解除できない
これについて先述の女性霊能者は絶望的なことをおっしゃっていました。
それは、「(呪いに対抗するのは)どんな霊能者でも無理だと思います」「呪い返しが成功する確率なんて殆どゼロに近い」ということです。
その霊能者が言うには、呪いをかけられた当人以外の第三者が出来ることは基本的に何も無いのだそうです。
いくら霊能者と言えど、誰かがかけた呪いを解除することは出来ないのだとその方は言います。

絶望です、、
ちょっと待ってください。
それならば頭によぎる不安がありますよね。
やっぱりそれは、「じゃあ我々は呪われてしまったらなすすべもなく泣き寝入りするしかないのか?」ということです。
ですがご安心ください。
呪いから逃れる方法は誰にでも平等に存在するようです。
呪いは自分で解く
その霊能者が言うには、あくまで呪いを解くことが出来ないのは自分以外の誰かであって、自分自身では可能なのだそうです。
というよりも、呪いは自分で解くしかないのだと言います。
人が自分を呪うことが出来るのならば、その逆に、自分にかかった呪いを解除することも出来るということなんですね。
負の力(呪い)には陽の力で対抗

先ほど呪いとは人の負のパワーを塊にしたものだと言いましたが、人はどんな人でもその反対に陽のパワーも併せ持っているのだそうです。
完璧な負のパワーだけの人というのは存在しないのですね。
だけれども不運なことが続いたりすると、皆すっかりとそんなことを忘れてしまうのです。
だから呪いに対抗する為のキーは、そんな忘れてしまっている陽のパワーを思い出すことにあるのだと言います。
具体的には、呪いに対して気持ちで負けないことが大事だとその方は仰っていました。
というのも、呪い(負のパワー)というのは人の弱い部分を自分の糧にして、更に力を付けていってしまうのだそうです。
怖がったり逃げたりしてしまったらその時点で呪いに気持ちで負けていることになってしまい、ますます呪いはその力を増してしまいます。
たとえば不運なことが続くと、「自分は上手くいかない」とますます気分が落ち込んでしまいますよね?

たしかに憂鬱なときって、本当にすべてが悪く見えるもんね
だから呪いをかけられたのが分かっても、絶対に怖がったり逃げたりしないことが大切なんだそうです。
いつも明るく元気に朗らかにいることが呪いの解き方でもあり、呪いを防御する為の方法でもあるのだそうですよ。
- 第三者は呪いを解くことができない
- 呪いを解くことができるのは、かけられた本人だけ
- 呪い(負のパワー)に対抗できるのは陽のパワーで、それは誰もが持っている
- いつも明るく元気にいることが陽のパワーの源であり、呪いへの対抗手段
しかしそうなると自分に呪いをかけているのもまた自分、ということにもなり得ますよね。
なんだか自己啓発のようになってしまいましたが、似たようなことが仏教の本でも説かれていました。
オカルト・自己啓発に縛られず、もしかしたら人生の真理なのかもしれませんね。
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考察・思ったこと

「病は気から」という言葉があります。
簡単に言えば病気は「気の持ちよう」でどうにでもなるという意味ですが、上記の話からはそんな言葉が連想されました。
実際にその霊能力者も「気持ちが弱っていたり抵抗力が弱っていると病気にかかりやすい」と、似たような例を挙げていました。
正直、この言葉について私は懐疑的です。
気合い!根性!といった前時代的な体育会系のニオイがして、どちらかと言えば嫌いな考え方です。

散々苦しめられましたからね
ですが医学の世界では、いわゆる「気の持ちよう」によって症状が回復したとされるケースが往々にしてあるようです。
プラセボ効果をご存じでしょうか。
これは実際にはなんの効果もない薬を与えてみても、その薬に効果があると患者が思い込んでさえいれば、実際に症状が和らいでしまうことを指します。
これは薬を飲んだという安心感が、体の治癒力を引き出しているのだと考えられているそうですよ。
病の原因が「気のもちよう」にあるとは思えません。
しかしながら上記の例を考えると、「気のもちよう」が私たちに与える影響は思っている以上に大きいのかもと思います。
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まとめ
いかがでしょうか。
それでは本日の記事のまとめとなります。
- 呪いとは簡単にいえば負のパワーの塊
- 霊能者ですら呪いを解くことはできない。が、自分自身であれば解くことができる
- 負のパワーには陽のパワーで対抗する
- 呪いを怖がらず、いつも明るくいることが呪いの解き方であり、予防策でもある
もともと暗い題材を扱うしかない当ブログですが、これだけ「呪」の字を読み書きしているとさすがに気持ちが萎んできてしまい、なるほど確かに呪いは負のパワーだなと納得してしまいました。

なんだかどんどんと部屋の中が暗くなっていく気がしますね
たまにはハッピーな話題にでも触れたいものです。
また、今回から少し記事のつくりかたを意識的に変えてみました。
すこしは読みやすくなったでしょうか?
それではまた。
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