こんばんは。
いよいよクリスマスも終了し、今年も残るとこあと僅かとなってしまいました。

なんだか寂しいですね
こうなってくると気になるのはやっぱり年末ジャンボ宝くじではないでしょうか。気になる賞金は一等・前後賞合わせてなんと10億円。来世の自分まで養えるくらいのとんでもない額でございます。
他にも何かとお金が必要になったり、来年こそは心機一転!なんて考えたりする方も多い中で、この時期というのはあまり信心深く無い方でもなにかと神仏に頼りたくなったりする季節ではないかと思います。
というわけで。
本日は金運がアップするともっぱら評判の神社とお守りを1つ、東京からピックアップしたいと思います。その神社は新宿区早稲田にあります「穴八幡宮(あなはちまんぐう)」。そしてお守りの名前こそは今回のメインテーマである「一陽来復(いちようらいふく)」です。
私はこのお守り・一陽来復をここ数年欠かさず貰いに行っているのですが、今年も実際に現地に行って参りました。
一陽来復とは

日本一との呼び声も高い穴八幡宮は芸能人や有名人の方も多く参拝されているようで、金運上昇の話をするなら欠かせないパワースポットの1つです。中でもその穴八幡宮が頒布している一陽来復はこの界隈では有名な物となっております。
最近ではお笑い芸人「さらば青春の光」のYouTubeチャンネル「さらば青春の光Official Youtube Channel」で偶然にも壁に掛かっているのをわたしは発見してしまいました。しょっちゅう企画で「相手の親に仕送り」してますからね。ご利益からか、儲かっているようでなによりです。

なんだかやたら詳しいですね
元はと言えばこの一陽来復、「陰極まって陽になる」という意味らしく、言い換えれば「最悪の状態が段々と良くなってくる」という意味なんだそうですよ。個人的にはとても素晴らしい言葉だと思います。
このお守りの歴史は古く、江戸時代には既に現在のように多くの人が列を成して一陽来復を貰い受けようとしていたのだとか。
そしてこの一陽来復、一年中いつでも頂けるものではありません。頒布は冬至〜節分までの期間とされていて、期間的な制約があるところもまた、神秘的な感じがするんですよね。頒布は毎年、冬至~翌年の節分まで。2021年で言えば、2021年12月22日〜2022年2月3日までの期間の頒布ということになります。

さて、実物の一陽来復はと言いますと…
持つとほんの少し重さがあり、コロコロと中で何かが転がるのが分かります。これはどうやら神社の境内から採れた金柑(きんかん)と銀杏が入っているそうです。「金」柑と「銀」杏から転じて、金銀の融通が効くようにとの心配りなんでしょう。なんだか乙な感じがしますよね。
また、先ほどから御守りを連呼してはいますが、この一陽来復は持ち歩くものではなく、自宅の壁に貼るタイプの物となっております。平面タイプではないものの、ジャンルとしてはお札に近いのでしょうか。
お値段は1つ1000円となっています。
実際効果ってあるの?
さて、そこで皆さん気になるのはやっぱりその効果ですよね。果たして本当に金運は上がるのか?ご利益はあるのでしょうか…?
先述のように私はここ数年、毎年欠かさずこの一陽来復を貰い受けに行っています。では実際におまえは金持ちになってるのか?って話ですが、その問いに対しては答えるまでもないでしょう。残念ながら私はお金にほとんど縁がないと言っても差し支えないです。本業の仕事はトラブルが絶えませんし、宝くじも数千円程度でしか当たったことがありません。
ただ。
これは一陽来復の効果かどうかは分かりませんが、なんとなく、困った!もうダメだ!という時に限ってお金が入ってきたということは本当に何回もあるんですよ。
それは仕事を回してもらえたり、誰かが手を差し伸べてくれたり、運に助けられたとしか言えないようなことだったりするのですが、本業も弱小個人事業主であるにも関わらず未だ食いっぱぐれてはいないですね。そしてなんとなく、今後もそうなんだろうなという気がします。

そんなこと言わずに大成してくださいよ
繰り返しになりますが、これらの効果か一陽来復かどうかは分からない上で尚、私は今後も一陽来復を頂きに行き続けると思います。それは、もしかしたら一陽来復が無かったらもっとお金に困っているのかもしれないと思うからです。
私はあまり年末ジャンボ一等賞!などと過大に期待しすぎず、商売繁盛・金銭的に困らないためのお守りくらいのライトな感覚でいればいいのではと考えています。
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一陽来復の貼り方
さて、この一陽来復。先ほども申し上げたようにお守りと言っても携帯するものではなく、自宅に貼って置いておくものとなっております。そしてこの貼り方にはいくつかのルールがあるんですね。ありがたいお札なわけですから、適当にその辺に飾っておいて良いってわけじゃないんです。
大まかな貼り方のルールは以下の通りです。
- 冬至、大晦日、節分いずれかの深夜0時に貼ること
- その年の恵方に向けること
- 家全体が見渡せる高い位置に貼ること
①はその通りの意味です。いつでも自由に貼って良いという物では無いんですね。お手元にあります一陽来復を自宅に貼れるタイミングは1年にたったの3回だけ。冬至、大晦日、節分のそれだけです。万が一そのタイミングを逃してしまったのならば別の日に貼っても意味がありません。今年は残念ですが諦めましょう。
②の恵方とはその年の良い方角のことで、2022年の方位(方角)は北北西=「壬(みずのえ)」345度となっておりますつまり、反対方向である南南東=「丙(ひのえ)」165度から北北西=「壬(みずのえ)」345度に向けて一陽来復を貼りましょう。コンパス、あるいは方位磁石を用意して①のタイミングが来るのを待ちましょう。スマホのコンパスは以前3台並べてそれぞれ別の方角を示したことがあるので、その時から信用していません。
③の「部屋全体が見渡せる高い位置」とはつまり壁の上の方に貼りましょうということです。とは言え、ここだと部屋全体が見渡せないんじゃないか…とかあまり神経質にならず、サクッと貼っちゃってください。
ちなみに、私は賃貸に住んでいるので壁紙が剥がれたり穴が空くことだけはなんとしても避けたいと考えております。そのため「ブル・タック」という物をAmazonで買って使っています。


このブル・タック、小学生のとき何故か流行っていた「ねりけし」のようなもので、丸めて使うとあら不思議。一陽来復が壁にぴったりと貼り付いてくれます。
ちなみに私はこれでA4サイズの額縁なんかも壁にくっつけているくらい強力なので、途中で一陽来復が落ちちゃった…なんて心配もありません。賃貸を抜きにしても画鋲などで一陽来復に針を通すのも気が引けますしね。
壁に台紙を貼ってその上に一陽来復を貼る人もいるそうですが、私はいつもこれで1年間落ちることなく貼りついてくれてますよ。
落ちた場合どうするの?
上で紹介したブル・タックはとても強力な接着ですが、それでも万が一壁から剥がれて落っこちてしまった場合には貼りなおしてはいけませんと穴八幡宮が公式でアナウンスしています。
せっかく並んでお金を出して購入したもので残念な気持ちは分かりますか、今年は縁がなかった、あるいはあなたの代わりに厄を背負って落ちてくれたのだと考えて諦めましょう。
貼った一陽来復を外す日はいつなの?
ちなみに一度貼った一陽来復はずっとその場所に貼り続けておくわけではありません。

家が一陽来復だらけになっちゃうよ
「外し方」なんて大げさなことは何もないですが、一年間貼り続けた一陽来復の外す日には特に決まりはなく、いつでも良いこととなっています。
そして、外した一陽来復は穴八幡宮境内にある「古札納め所」に納めましょう。
以上のことから私はいつも、お守りを授かりに行く当日にその一年貼っていたお守りを外して持っていき、そのまま古札納め所に納めるというようにしています。
アクセス
穴八幡宮
〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2丁目1−11
参拝時間 9:00~16:00
授与所受付時間 9:00~17:00
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まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は新宿区早稲田の「穴八幡宮」に「一陽来復」を貰い受けに行ってきました。
残念ながら記事の更新が思ったより遅れてしまったためこれを読んでも年末ジャンボの購入には間に合わないかもしれませんが、一陽来復を貼るチャンス自体は節分の日まであります。一攫千金の夢は叶わずとも来年こそリッチになりたいという方は是非とも実際に足を運ばれてみてはどうでしょうか。

気持ちは私たちも同じです
それではまた。